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出先でパニック発作が出てしまった!その時の対処法はこれ!

パニック症の方々は日々パニック発作が出ないようにと気をつけていることがたくさんあると思います。

しかし、それでもパニック発作は突然とやってきたりします。

もしかするとそんな時に役立つかもしれないので今回は私がやってみて効果があった方法をお伝えします。

突然起こるパニック発作の対処法

焦らない

え?焦らないって対処法なん?て感じですがこれはすごく大事だと感じました。

通院していてどれだけ薬などで治療していてもパニック発作が起こる時は起こります。

予測しようにも出来ないのでまずは焦らず落ち着いて座って休憩出来るところを見つけましょう

街中や建物の中でも少し座って休憩出来るところがあればそこで休むのが一番です。

よくやりがちなのは誰にも気づかれたくないとか、早く家に帰りたくて無理に帰ろうとすることです。

発作が続いている状況で無理に動くのは危険ですしより悪化してしまうかもしれません。

焦って行動するのは逆効果なのである程度治るまでじっとしている方が早く回復することができます。

負担を減らすこと

ここで言う負担とはたくさんの事柄を指しています。

例えば暑い、歩きすぎて足が痛い、荷物が重い、髪の毛を結んでいて頭が痛い、アクセサリーをつけていることが不快に思えてしまう。

そんなことも?ということでも発作の場合は負担になってしまうことがあるので出来るのであればこの負担を一つでも

減らすことが早い回復に繋がると思っています。

まず発作が起こると体感的にものすごく暑さを感じることが多いので、座った状態で涼しいところで飲み物を飲んで

少し力を抜いて座っていると徐々に良くなってくる気がします。

大抵の人は外で人の目を気にしたりすることが多いですが発作の時はそんなことに構っていられないので

やっぱり一番良いのは少しもたれたり、だらんと出来ると本当は良いと思います。

後は立っているとそれだけで負担が大きくなるのでそこは思い切ってどこかお店に入っても良いので座って休憩するのが良いです。

これは他の人に当てはまるかは分かりませんが、早く帰って休みたいとか発作に対して何か対処しなきゃと焦ったりします。

でも、出来るだけ動かずある程度治るまで待つのが本当は体にも心にも一番優しいです。

自分にあった呼吸法

よくしんどくなったり緊張したら深呼吸って言いますよね!もちろん発作の時にも効きます。

でも私がよく思うのは吸ってはいてーっていう他の誰かや決められた秒数やらなきゃと思うと逆に呼吸が乱れて

苦しくなる時があります。

深呼吸なので深く吸ってはくのが良いとは思うんですが、発作の時は逆にその深呼吸が苦しくて出来ない時があります。

なので小さくでもなんでも大丈夫なので自分が一番楽になれるペースで呼吸をしてください。

私的には小さく呼吸をして何回かに一回深呼吸するという方法が今までで一番早く落ち着いたなという感じです。

その呼吸をする時にうちわや扇子であおいであげると、ちゃんとここには空気があるな!となるのでそういうちょっとした

ことも安心感につながったりします。

実際バスに乗っていた時の話ですが、車内が暑くてマスクもしていた為にすごく苦しくなってこれは危ないかも…と

思っていたのですが、クーラーの入る音がしてその音を聞いただけでも安心したことがありました。

パニック発作は自分の周りにだけ空気がないような、空気を吸えてないような感覚になることが多いので呼吸しながら風を

感じられるとそれだけで安心感は高まっていきます。

目次

パニック発作とどう向き合う?

出なければラッキーくらいに

私はパニック症になってから予定がある日はすごくそわそわするし緊張するし、例え30分の予定だけだとしても万全の対策を

していくのが当たり前になっています。

出かける前はその日の予定に合わせてそれまでの過ごし方をとても考えたりします。

前日から調整は始まっていて明日に響かないように食べ物やお酒を飲むことにも気を遣います。そして当日は家を出る時間に

合わせてご飯を食べる時間や何を食べるのか、胃に負担になるような食べ物や飲みもを避けたりして調整します。

体調を万全にしてどの時間のバスに乗ってどのルートで目的地について…と頭の中で計画を立てたりします。

海外旅行にでも行くんかい?と言わんばかりのシミレーションをしています。

でもそれだけやったとしても、パニック発作で出ちゃうんですよね。頑張っても出る時は出る。

万全にしたから大丈夫と思えるのは一つの安心材料になりますが残念ながら絶対というのはないんですよね。

だから外に出てしまったらあんまり考えないこと、出なければラッキーと思っているくらいが楽な気がします。

自分の苦手を知る

出なければラッキーと言っておいて、それでも発作が起こると怖いし避けたいですよね。

まずは自分がどんな場所が苦手で、こういう時に起こりやすいというのを把握しておくのは大事です。

よく言われるのは電車やバスなどの公共交通機関、人混みや狭い場所などが挙げられます。

私の場合それにプラスして、荷物が多くて重い時やハイヒールを履いている時は発作が起こる確率がグンと上がる気がします。

後は長時間髪を結んでいる時も頭痛から発作につながることもあったりしました。

もちろんおしゃれもしたいし自分が可愛いと思う格好をしたいのですがそれがマイナスになることもあって。

特にたくさん歩くと分かっている日、買い物や人が多いところに行く時などは出来るだけ楽さを選ぶのが安心です。

楽ちん可愛いコーデとかもあるのでそっちの方が安心して楽しめるんじゃないかと思います。

こうやって自分の苦手を知っておけばある程度は防げると思います。

パニック症でも人生は楽しめる

皆さんは明日、テーマパークに行くとか旅行する、デートするっていうとめちゃくちゃ楽しみだと思いませんか?

でも同時に発作でたらどうしよう、しんどくなったら嫌やな、相手に迷惑かけたり楽しいムード壊れたらどうしよう……

こんな不安に一気に襲われて、もうそっちにしか気持ちがいかないなんてこともありますよね。

パニック症の人はこんなことまで?と思うほど出かける時に不安を感じてしまいます。

本来楽しい予定でも、外に出るということに恐怖心があるので怖くなってしまいます。

一度発作を経験するとトラウマとなり強烈な体験として残りますよね。私も怖いですし、予定がある前は大体体調悪めで過ごしています。

純粋に目の前のことを思いきり楽しめたらどれだけ幸せだろか…と考えたりします。でもそう思える日って案外近かったり

するのかもしれません。

本当に治るのかな?と不安はよぎりますが自分が諦めなければその時はやってくると思います。

自分で実際体験してみてこれは大丈夫!と小さな成功体験の積み重ねなんですよね。

そこを乗り越えるまでは苦しさを感じるかもしれませんが、出来ないことはありません。

パニック症だからってもう人生つまらないとか終わりだなんてことも全くありません!!人生を楽しい幸せと感じる基準は

人それぞれですが、自分が思う幸せを考えれば良いんです。

幸せに正解はないので、そこは自分で作っちゃいましょう。

そしてどんな小さなことでも出来たらめちゃくちゃ自分を褒めてください。パニック症の私が一人で遠出来た、新しい場所に

行けたことってすごいことだと私は思っています。

そこは自分基準で大丈夫だし、誰かの考える幸せを自分に当てはめようとするのもしなくて良いと思います。

きっとちゃんと楽しいとか嬉しいとか幸せなことってやってくるので、みんなで乗り越えましょう。

いつでも一人じゃないです。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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