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毎月心療内科に通うのは大変?気持ちやお金の面での負担

毎月何かしら病院に通っている方は多いかもしれません。眼科かもしれないし、歯科かもしれないあるいは内科であったり。

でも病院に行くのは少し気持ちが重くなる時もありますよね。

治したいから行くし、先生方がいるから自分も良くなっていけるのですが少なからず色々な不安はあると思います。

その中でも今日は心療内科に通うことへの負担についてお話したいと思います。

目次

心療内科に通う負担とは

気持ちの面

私は心療内科に通い続けて2年近くになりますが、通い初めの気持ちとしてはマイナスしかなかったように思います。

最初はもちろん緊張もするし、自分の中で言いたくないこと触れられたくない話をすることにとても抵抗がありました。

今の症状を詳しく話さないと先生方も判断がつきにくいので、自分が今どういう状況にあるのか話すことは大切です。

でもだからといって無理に聞き出すとか、自分の話を聞いてどう思われるかなという心配は必要ないと思います。

先生方はただ今の状況を知って、どういう治療や薬が一番合うのかを一緒に考えてくださるのでとても心強い存在です。

ですが私は初めて心療内科に行く時は完全防備で行ったのをよく覚えています。

深々と帽子をかぶりマスクをつけてただ下ばかり見ながら足早に向かっていました。

その時の感情は、恥ずかしい、誰にも見られたくない、情けないとかマイナスな感情ばかりでした。

別に何も悪いことをしてる訳でもないのに絶対にこんな姿人には見られたくないという気持ちが大きくありました。

そこには「あの人は心療内科に行くような人なんだ」と自分自身に偏見の目を向けていた気がします。

とにかく毎回完全防備で足早に病院に入っていき、病院から出た後は誰とも目を合わせることなくずっと下を向いたままでした。

お金の面

これは治療内容や薬の数でも変わってくるので薬が安定するまでは大変でした。

副作用の関係や自分に合う合わないはあるのでまずは自分に合う薬を見つけることから始まります。

今まで定期的に薬にお金をかけることが無かったので不思議な感じでした。

飲み続けても効果が得られないと、嫌になるしお金がもったいないし通院を突然やめた時もありました。

正直なことを言うと本来心が健康であれば必要のない出費なので、何でこれにお金をかけなあかんの?という感じでした。

もったいないしこれがなければ他のことにもっと使えるやん!それが本音でした。

ものすごくお金に余裕がある訳ではありませんが、その中でも自分が快適に過ごせるようにやりくりしていたので

一人暮らしの私には尚更この通院にかかる出費が痛手になっていました。

お金が全てではないけどやっぱり金銭面での余裕は心の余裕にも繋がっていると思いますし

他の子がファッションやコスメにかけるお金を自分は病院代に回さないといけないことがすごく嫌で

こんな風になってしまった自分を責めたりする時もありました。

自分の心の状況はどんどん変わって行くので、薬の数が減ったりあるいはもっと増えたり新しい治療が増えて出費が増えることになることももちろんあります。

負担とはどう向き合うべき?

心療内科に通うことは気持ちの面でもお金の面でも少なからず負担を感じてしまうことをお話しました。

毎月の積み重ねで年間にするとまぁまぁな額を使っています。でもここで大切なのはなぜ自分がそのお金を使っているかということです。

自分の心の健康を願うから、自分の病気を治して元気になりたい!そう思うからです。

そう考えると今の通院の出費も必要不可欠であり、薬にかけるお金も無駄なことではなくそれがあるから健康に近づいていけると思います。

なってしまったものは仕方ないと思い、薬や今の治療があるからそれに助けられているとプラスに考えていく方が

負担は少なく感じるのではないでしょうか。

そもそも何で病気になんかなってしまったんやろ?と疑問に思う時もあるかもしれませんがこれも仕方なかったんです。

あなたが悪い訳では決してありません!突然やってきたものを受け入れざるを得ないという感じでしょうか。

拒否することも出来ず、ある日突然と病気と向き合うことになってしまった…これが不安障害の辛いところだと思います。

でも今通院してることや診察、薬にかけているお金は無駄ではありません。むしろ自分の不調を無視せずにしっかりと治療

すること選んだということは、その病気としっかり向き合っていることだと思うのですごいと思います。

今は気持ちの面でもお金の面でも負担はあるかもしれませんが、自分に対してしっかり向き合い行動が出来ているので

これからきっと良くなっていくはずです。

心療内科に通う生活

私は心療内科に通い続けて、心療内科への印象がガラリと変わったような気がします。

とても暖かく迎えてくださる受付けの方や先生方と会うとほっとした気持ちになるようになりました。

初めは通う時間、診察や治療にかかるお金も無駄なんじゃないかと疑っていましたが今では違います。

通院生活があるからこそ今の安定の暮らしがあるならそれはそれで良いという考え方に変わりました。

薬も飲まないにこしたことはありませんが、それが自分を助けてくれるなら今では頼もしい相棒のような存在です。

心療内科に通うことも時間が経てば何も気にすることなく平気になりました。今では完全防備をして下を向いて歩くことも全くありません。

まぁ必要ないですが、私は心療内科に通ってますが何か問題でも?くらい強気に思えるようになりました。

自分が今必要としている場所に行っているだけなので、恥ずかしがることも隠すことでもないです。

そんな自分を受け入れて、否定しないであげてください。

むしろより良い状態になりたいから私たちは心療内科に通う訳であって至って前向きなんじゃないかと思います。

人それぞれ、私は私なので今の自分もまるごと受け入れて、明るい未来に向かって行きましょう。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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