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パニック症の私でも恋愛して結婚できますか?

何か新しいことが始まる時って緊張とか不安とか、ドキドキ楽しみだったり色んな感情が出てきますよね。

それは恋愛でも同じことが言えると思います。

でも自分の心が病気で弱ってしまっていると不安の気持ちの方が大きいかもしれません。

今日はパニック症の私が不安に思う恋愛や結婚についてお話したいと思います。

目次

パニック症の恋愛観

恋愛で不安なこと

私がまず不安に思うことは私がパニック症であることは「絶対」マイナスだし、ハイリスクだなということです。

自分自身がパニック症であることを重荷に感じているし、そりゃあ恋人にするなら心も体も健康な人が良いよねというのが

率直な意見かなと思います。

自分もそう思うしもちろん相手もそう思うでしょ、だから私は恋愛対象にはならないよねみたいな感じで

初めから自分が傷つかないように線を引いてしまっているところがあるかもしれません。

相手に理解してもらえるのかそして受け入れたうえで一緒に過ごしていけるのか、それが不安でたまりません。

もし別れてしまう理由がこのパニック症なら、恋愛が上手くいかない理由になっているとしたら

あれほど病気のことも病気になってしまった自分のことも責めないと自分との約束をしたのに簡単にやぶってしまいそうになってしまいます。

パニック症を打ち明けるタイミング

出会ってすぐ?

恋愛すると必ず悩むのが自分がパニック症であるといつ相手に打ち明けるのかという問題です。いつも2択で迷うんです。

ちょっと良い感じの人ができたとか、好きな人ができたそのタイミングで付き合う前に言っておくべきか。

好きな人と付き合うことになってある程度の期間一緒にいて信頼が深まってから言うのか。

私の中ではどちらもメリット、デメリットがあると思っています。

まず前者はまだ付き合っていないいわゆる友達感覚なのでちょっとフランクな感じで伝えられそうな気がしていて

気持ちは少し楽かなと思います。

もしその後、連絡が途絶えてその恋が終わってしまってもそれくらいの関係だったのねって割り切れる気がしていて。

もちろんショックですが傷つくことは少しは防げるのかなと思っています。

デメリットとしては簡単に言うとちょっと言い損したかな…という感覚になることです。

自分的にはすごく勇気を出して言ったもののその後相手と連絡が途絶えるようなことがあれば無言の拒否をされた感じで

まだ言わなきゃ良かったと後悔したり、自分の中でとても大事なことを打ち明けてそのまま自然消滅的な感じで終わるのは

なんて虚しいんだろうなんて思うこともあると思います。

付き合ってから?

一方後者のメリットは安心感だと思います。

ある程度同じ時間を一緒に過ごして相手のことが分かっているし、理解も深められていると感じているなら

この人なら言っても大丈夫だろう、受け入れてもらえそうみたいな安心感はあると思います。

でもこの安心感や自分の期待が悪い方に転ぶこともあって、信頼して打ち明けたのは良いけど

それ以降何か態度が冷たいとか、連絡の返事が遅くなったなどの目に見えて相手の変化を感じることです。

一気に不安になるし、やっぱり原因は私のパニック症のカミングアウトか…みたいになってしまいますよね。

最終的には自然消滅とか別れを選択することもあるでしょう。

相手の理由が性格が合わないとか仕事が忙しいとかどんな理由をいわれても、あぁこの人は私の病気を知って離れていくん

だなぁとしか思えなくなってしまいます。

パニック症の恋愛の勘違い

私はパニック症が発覚してから周りの反応が怖くてずっと人に言うことを避けていました。

特に恋愛では私はパニック症だから受け入れられない、めんどくさい人だと思われるだろうと思っていました。

でもこれって自分の思い込みに過ぎないことかもしれません。

実際私がパニック症を打ち明けた時の周りの反応ってあたたかいものがほとんどでした。

そうなると自分が自分に一番偏見を持ってるなと、初めから私は理解されないんだと決めつけてない?ということに気づきました。

自分がマイナスだとか悲観していることを、相手に伝えればそりゃあそのマイナスな感情も一緒に伝わるよねって思いました。

結構ただの自分の思い込みってあるし、自分で自分を追い詰めて幸せから遠ざけてることって割とあると思います。

怖いのはそれに気付いてないことなんですよね。本当は幸せが目の前にあるのに私は受け取ってはいけない人だと思ったり。

確かにパニック症は自分でコントロールできないし、いつ発作がくるかも分かりません。

そんな不安定な状態で先が見えないし、そんな自分が誰かを好きになって良いのかなとか人生を一緒に歩んでいけるのかなと

どうしても思ってしまうんですよね。

そして私がそう思うんだから相手も当然不安だし負担に感じるだろうとまたここでも決めつけているんですよね。

本当は誰もが幸せになりたいし、好きな人と一緒にいたいと思うはずです。

でも自分はそんな幸せになれる人ではないと決めつけていませんか?目の前の幸せを拒否してませんか?

パニック症だってもちろん幸せな恋愛ができるし幸せな結婚もできると思っています。

必ず理解してくれるパートナーに出会えるし、自分も少しずつ変わっていけると信じています。

まずその為には自分の中にある自分を縛る思い込みを手放すことが必要かもしれません。

そしてパニック症をまずは自分が受け入れて、「これがあって私だよね、これで良いよね」と思えたら少しずつ気持ちも軽く前向きな方向にいくと思います。

もう一度言いますが、パニック症でも幸せな恋愛、結婚はできます!

相手に自分の病気を打ち明けるのは本当に怖いことですが、必ず受け入れてくれる人は現れると私は思っています。

まずは自分がパニック症の自分を受け入れ自分のことを愛しましょう。

最初は全然できなくてもOK!むしろそれくらいが普通です。徐々に小さなことから自分ができたことを思いきり褒めてみてください。

これから自分を受け入れて、あなたが望んでいる幸せな日々が来ることを願って私も自分のことをもっと受け入れていこうと思います。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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