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ヒステリー球はどう治せば良い?パニック症との併発の可能性も!

ヒステリー球と聞くと何それ?となってしまう方も多いかもしれませんが、何か喉に違和感を感じることはないですか?と

聞くと日常的にそういった経験があるかもしれません。

今日はヒステリー球についてと、不安障害の併発についてお話します。

目次

ヒステリー球

症状と原因

ヒステリー球とは喉に違和感を感じる症状のことを言います。

この違和感とは、喉に圧迫感があって何か詰まっている感じや喉にものがつかえて飲み込みにくい、喉に固まりがあるように

感じたり、喉がイガイガしてすっきりしないなどがあります。

これは実際に喉に何かが詰まってしまっているのではなくそのような感覚になることをいいます。

原因として一番に考えられるのがストレスです。

このストレスは様々な病気の原因になっていますが、これをを完全になくすのって結構難しいと思います。

日常生活でこれがストレスだなと感じることって些細なことから大きなことまで色々あると思います。

不安に感じることがあったり、人間関係での疲労や仕事で強く緊張を感じた時にこのヒステリー球の症状が出やすい状態に

なっている場合が多いです。

突然喉がこわばって息苦しいと感じたり、ご飯を食べる時に喉につかえて飲み込みにくいと感じたりすることがあります。

私の場合は喉が詰まる感じがして息苦しくなるのがほとんどです。この時いつも思い出すのが幼い頃に大きな飴を喉に詰めた

ことがありました。その時は親がすぐ対処してくれて飴は徐々に溶けて苦しさも消えていきました。

ですが私にとってヒステリー球は、消えることのない大きな飴がずっと喉に詰まっている感覚が続きます。

どうしようもないので、それがおさまるまで待つしかありません。

これという確かな原因はありませんが、自分自身が強くストレスを感じる瞬間や日々の疲れが溜まりふと症状が現れる時があります。

治す方法はある?

一般的に良く効くと言われているのが半夏厚朴湯という漢方薬です。

私も飲んでいますが、まず漢方なので副作用などが無いことが安心して飲める良いところです。

効果については、比較的安定している気もするし、薬を飲んでいる安心感もあるのかなと思っています。

ですがこれを飲めば完全に防げます!ということでは無いようで、ヒステリー球の症状が出る時は出るといった印象です。

でも漢方を飲んでから症状が出る回数が減った感じはしているので気になる方は試されるのも良いと思います。

その他自分で出来ることといえばかなり基本的なことになってしまいますが自分の生活を整え体を整えることが一番です。

体の不調の一番の大敵と言っても過言では無いのが睡眠不足だと思っていて良質な睡眠を取ることはとても大切です。

寝不足は様々な不調を引き起こす原因になるのでまずはしっかり睡眠を取りましょう。

後はストレスを上手く発散させることです。ストレス発散は私はめちゃくちゃ苦手な方だと思います。

私も色々試し中ですが、人によってストレスの発散方法は違うので自分に合った発散方法を見つけましょう。

適度な運動を取り入れてみるのも良いですし、自分の好きなことをとことんやるのでも良いと思います。

何も好きなこと、したいことも無いよという方はテレビをただ見て楽しむとか、ちょっと散歩に出かけるのでも良いと思います。

後は家族や友達と話すこともかなり心を軽くしてくれるしぱぁっと明るくなる感じがします。

この治す方法って普通のことじゃないの?と思われるかもしれませんがこの普通とか基本的なことが案外難しくて

そしてとても重要だったりもします。自分の心も体も健康でいることって難しいことだと実感しています。

まずは自分が出来る小さなことから取り入れてみるのが良いと思います。

ヒステリー球とパニック症の併発?

2つの共通点

私はヒステリー球の症状もあるし、同時にパニック症でもあります。

そんな私が時々こう思うことがありました。「このしんどさはヒステリー球?パニック発作?」

何か似ているようなところがあるとずっと思ってきました。私が感じる2つの共通点としては「息苦しさ」です。

ヒステリー球は何かが喉に詰まり圧迫されて息ができなくなりとても苦しくなります。

一方パニック発作は頭に血がのぼる感覚がしたり突然強い動機がしてとても苦しくなります。

また家にいる時と外にいる時では違う感覚もあって、家にいる時はどちらかの症状だけが出ることが多いです。

しかし外にいてバスや電車に乗っている時は特に最初にヒステリー球の症状を感じ気付いたら心臓が飛び跳ねるような感覚で

息苦しくなりパニック発作につながっていることが多いと分かりました。

どちらかというとヒステリー球はじわじわとその圧迫感や息苦しさがくる感じがします。

でもパニック発作は突発的で短時間で症状がめまぐるしく変化していく印象です。

なので最初にヒステリー球がきて「あれ、しんどいかも。何か息苦しい」と感じているとその不安からパニック発作が一気に

出てくるという流れは少なくありません。

不安障害の併発

実際にヒステリー球とパニック症が併発するのかどうかはちゃんとした証明はありません。

あくまで個人的な体験に基づくものですが、パニック症には予期不安というものがあります。

一度強いパニック発作を経験するとそれが大きな不安となりトラウマ状態になります。

「またあのしんどさがやってきたらどうしよう、怖い」という感覚を常に持っています。

その不安をヒステリー球の症状が大きくさせて、パニック発作の苦しさを連想させて実際に発作が起きてしまうのでは

ないかと考えています。

よく言われているのがパニック症はうつ病を併発する可能性があるということです。

大きな不安を抱えて常に恐怖と闘っているので他の病気をよんでくるのも無理はないかなと思ってしまいます。

まだまだ自分も新たな病気が増えていくのでは?という不安にかられてしまいます。

まだ起こってもないこの漠然とした不安がより悪化させてしまう可能性もあります。

だからこそ心の病気も早期発見がかなり大切だと思っています。

早くに発見して治療を始めれば快方に向かいますし、悪化してしまうことも多少は防げると思います。

現に私はほったらかしすぎて自分の心のSOSを見て見ぬふりをした結果病気を併発していますし、ややこしくこじれてしまい

治療するのに時間がかかり苦労しているのが本当のところです。

こんな話をすると併発するかもという可能性に恐怖を感じられる方もいるかもしれませんが大事なのは今何をするかです。

今の自分と向き合い何が必要なのか、この瞬間出来ることは何かを見つけていくのが本当に大切です。

自分が発しているSOS見逃していませんか?早く対処すれば重症化するのを防げます。

自分の小さな異変に気付いたらまずは相談を!

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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