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パニック症への不安

今、漠然と将来について不安を抱えているという方はいませんか?

誰もが様々な面で不安になったり、この先どうなるのか?という心配する気持ちはあると思います。

自分がパニック症であること、これはこれからの私の人生において最大の悩みのテーマです。

今日はパニック症を抱えながら不安とどのように向き合えば良いのか、そんな悩みに少しでも寄り添い参考になれば嬉しいです。

目次

将来への不安

パニック症を知る

パニック症は私の元へある日突然とやってきました。

前ぶれなど一切なく、本当に自分の身に何が起きているのか分かりませんでした。

私はあの日を忘れたことは一度もありませんし、あの感覚は強烈に私の中に残っています。

しかし私はすぐに自分がパニック症だとは分からず、何も知らないままかなりの時間を過ごしました。

心の病気、何となく聞いた事があって当時はうつ病くらいしか知りませんでした。

まさか自分がパニック症になるなんて1ミリも予想していなかったので、パニック症だと診断された時落胆と安心の気持ちがありとても複雑でした。

名前しか聞いたことのない心の病気に自分がなってしまったことへの落胆。

そしてもう一つは、長年正体が分からず苦しめられていた症状にちゃんとした病名があることへの安心でした。

しかし、パニック症になった私の生活は困難続きでした。

パニック症の生活

今でこそ名前やその症状がどんなものかご存知の方も多くいるのではないでしょうか。

しかしパニック発作など体験しなければ理解できない恐怖があるので、誰かに相談しにくいという悩みがあります。

またパニック症という言葉にどんな反応をされるのか怖くて相談できない、迷惑や心配をかけたくない気持ちが強く

周りの人に言うのをためらっていた時期もありました。

パニック症だけど誰にも伝えてない人もいて、実は多くの人が人知れず悩んでいるということもあるのではないかと思います。

パニック症は数値で表したりすることが出来ないので、本人の自覚症状をもとに診断されます。

同じパニック症でも人それぞれ違う感じ方や症状の差もあり、目には見えないけど苦しんでいます。

時には周りの人の助けが必要で、それには正しい理解も必要になります。

どんなに呼吸困難で、全身が震え、意識が朦朧とし倒れてしまってもパニック発作で命を落とすことはありません。

救急車を呼ぶよりも、空気が吸える涼しい場所で休むことの方が重要だったりします。

自分自身はもちろんのこと、周りにもどういう病気かどんな対応をしてほしいかはしっかり伝える必要があります。

パニック症と向き合う

私は以前になぜ自分がパニック症になったのか原因を知りたくて過去を振り返ってみたことがあります。

その原因になりそうな辛かったこと、悲しかったこと、傷ついたこと、たくさん思い出しました。

気づけば涙が溢れそれどころではありませんでした。ただ悲しい過去を掘り起こして余計に傷つくだけでした。

パニック症になる原因ははっきりと解明されておらず、ストレスが原因であることが最も大きな理由とされています。

ストレスなんて生きていれば色んな場面で感じるので、無理に原因を探すのは自分の負担になってしまいます。

原因になりそうな経験があったとしても、いつどのタイミングで何をきっかけにパニック症になるのかは分からないのです。

突然当たり前の日常が消えて、私の毎日は不安で押し潰されそうでした。

予期不安が常にあり、発作を起こすたびにそれがトラウマになり私に死を連想させました。

9割完治ができるそうですがそれには長い治療が必要になり、治った!と思ってもしばらくしてふとした瞬間に発作が起きることもあります。

これと一生付き合うと考えると気が遠くなりそうです。

いつの間にか自分ができないことは全部パニック症のせいにしていました。

私はパニック症だから出来ない、それは仕方ないと幸せになれないと自分で決めつけてきました。

でも実際は全くそうではなくて、パニック症でも出来ることはたくさんあるし出来るようにしていけるのです。

ドライブで遠出だって、海外に旅行だって、のんびり電車やバスに揺られて移動することも実際はできるんです。

出来ない、怖いからやらない、絶対発作が出るから怖いと決めてしまっているのは自分自身だと気づきました。

まずはパニック症を自分がよく理解し、その自分を認めてあげることが大切です。

そのうえで自分を否定しないで、信じて愛してあげてください。

世間の冷たい目や偏見、理解されないところもあるかもしれませんがそれはあなたのせいではありません。

世の中にもパニック症はどういう病気で、実は多くの人が抱えている病気であることも知ってほしいと思っています。

自分の大切な人に勇気を持って話してみてください、自分はパニック症であることを。

誰かを頼っても良いし、通院して薬に頼って治療しても良いんです。

自力で治すことは不可能だと思うので病院での治療が必要になってきます。

自分を自分で否定しないでください、自分の限界を決めて私には出来ないと決めつけてしまわないでください。

私も全て出来ている訳ではありませんが、パニック症を受け入れてうまく付き合っていくことが出来たら

きっと楽しく明るい未来はやってくると信じています。

パニック症だって幸せになって良いし、どんなことにチャレンジしても良いし何も限界はありません。

少しずつ自分への制限を外し、不安を和らげ心から人生を楽しめるように自分を大切にしていきましょう。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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