パニック症になってから、いつ来るか分からないパニック発作に怯えながら日々生活しています。
パニック発作が起こることはすごく怖いし不安ですよね。
今日はパニック発作が起こらないように避けた方が良いことやものを紹介したいと思います。
避けた方が良いこと・もの
①換気の悪い場所・人が多い場所
普段の生活で空気に含まれる二酸化炭素の量であれば人体に影響を及ぼすことはありません。
しかし、満員電車や満員バスではこの二酸化炭素の量が多くなります。
普通であればちょっと息苦しいなとか酸素が薄いなと感じる程度かもしれませんが
パニック症の人にとっては二酸化炭素が多いつまり酸素が薄いということがパニック発作を引き起こす原因になります。
私も経験がありますが、満員のバスの中で前後左右に人がいて混み合っている時突然と心臓がバクバクしてきました。
満員のバスという限られた空間や自分が簡単に逃げ出せない場所ということと酸素を薄く感じることが重なってパニック発作が起きました。
パニック発作が起こると必死に空気を吸おうとしますが、このような人が多く酸素が少ないと感じる場所では余計に発作が強まるばかりです。
室内、室外関係なく人混みが苦手で、少しでも息がしづらいと感じたその瞬間にはパニック発作が起きているなんてこともあります。
なので私は日常的に、こういった場所は避けるようにしています。
②カフェインとアルコール
カフェインやアルコールは摂取量に気をつけて摂り過ぎなければ良いというイメージがあります。
しかしパニック症の人にとってはパニック発作を起こす原因になってしまうことがあります。
脳科学的にもカフェインに含まれている成分が神経伝達物質の働きを止めてしまうことでパニック発作を起こしやすくなると言われています。
私はコーヒーが大好きなのでブラックやラテなど毎日1杯は必ず飲んでいます。
1日コップ1杯程度ならあまり変化を感じませんが、日常的に水分補給としてカフェインが多く含まれる飲み物を飲んでいる
方は水やノンカフェインの飲み物に変えるだけでも少し効果はあるかもしれません。
アルコールについては薬との関係もあるので、薬で治療されている方は飲まないことが最優先です。
薬を飲んでいない方であってもアルコールはカフェイン同様にパニック発作を起こしやすくなるので控えた方が良さそうです。
今ではノンアルコールの商品もあるので、どうしても飲みたいときはノンアルコールにするのが安心だと思います。
③疲れ
これはパニック症でなくても誰しもが疲れは溜めたく無いですよね。
みなさん乳酸という言葉は何となくでも聞いたことがある言葉では無いかと思います。
乳酸は激しい運動をした後にたまるもので、これがパニック発作を起こす原因になるそうです。
そしてパニック症の人はこの乳酸が溜まりやすいと言われていて、すぐ疲れてしまったりします。
そう思うと私はそんなに激務では無いのですが、月曜が終わった時点で一週間働いたように疲れていることがよくあります。
仕事の関係もあるかもしれませんが、目眩や肩こり、足がものすごくだるく感じるなど思い当たることがたくさんあります。
健康のために運動されている方もいらっしゃると思いますが、適度な軽い運動をすることが乳酸を溜めないことにも
繋がるので、調整して自分に合ったペースで運動をするのが良いと思います。
パニック発作と上手く付き合う
パニック発作を起こしやすいこととして避けた方が良いことを紹介しましたが、パニック症でなくても気をつけた方が
良いことや、健康的な生活をするのに必要なことが多いと感じます。
ただパニック症の人にとっては、小さなことでもパニック発作を起こす大きな原因に繋がるということです。
睡眠もかなり重要だと言われていて、質の良い睡眠をとることが大切です。
パニック症は予期不安など、常に「また発作が起きたらどうしよう」「一人の時に起きたらどうしよう」など
大きな不安を抱えての生活になると思います。
適度な運動や質の良い睡眠など皆さんにとっても大切ですが、パニック症の人にとってはより重要になってきます。
対策として色々ありますが、全員にこれがぴたっと当てはまるわけでは無いし正解も無いので試してみて自分に合うものを
見つけるのが良いと思います。
これぐらいならとかちょっとしたことがパニック発作を起こす大きな要因になったりするので日々の生活の中で
出来ることを心がけて自分が安心して過ごせる時間を増やしていきたいですね。