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パニック症の日常

今日はパニック症の日常ってどんな感じなのか?

その中でも私が周りの人にパニック症であることを告白してどのように変化していったのか。

そのことについてお話したいと思います。

目次

パニック症の告白

パニック症の告白を避ける理由

私は今まで自分がパニック症であることをずっと隠しておきたいと思っていました。

だから本当に限られた人にしか話していませんでした。

何で私がずっとパニック症であることを黙ってきたのか理由はたくさんあります。

まずはこの病気を理解して受けて入れてもらえるだろうか、心配や迷惑をかけてしまうんじゃないかという不安。

予兆が無く自分自身でもいつパニック発作が起こるのか一切分からず突然とやってくるとてつもないこの大きな恐怖を、

パニック発作のことを上手く伝えられるだろうか…。

そして私が黙ってきた一番の理由がパニック症である自分が認められない、パニック症であることが恥ずかしい

どこか変わった人と思われてしまうのではないかという恐れからでした。

本当にパニック症を告白するって勇気がいりますよね。

この思いをもち続けて長い間この話を避けてきました。

パニック症を告白した時の周りの反応

最初は戸惑いや不安があるためにずっと言わずに過ごしてきました。

みんなの反応が怖いし、そもそもパニック症のことを知っているだろうかという素朴な疑問。

そして言うほど今はそんなに状態も悪く無いし、自分のパニック症を見て見ぬふりをしていました。

でも本当にこの病気の厄介なところは突然来ることです。

症状には波がありますが私は再び状況が悪化し長い間またこの恐怖と向き合わなければなりませんでした。

その中で周りの人に告白することは避けて通れなくなっていきました。

実際、私の変化に気づき相手の方からそのことについて心配していると言うような言葉をもらうこともありました。

そして勇気を出して「私、パニック症なんです」と告白しました。

その結果は、自分の想像を遥かに超えた優しいあたたかな反応でした。

大体の方は、「名前は知ってる」とか「過呼吸みたいになるんやんな」などの反応でした。

この時私がすごく感じたのが相手は私のことを理解しようとしてくれている、手助けしようとしくれているという優しさでした。

実際に「無理せずに何かあったり、しんどくなったらすぐ言うてな」「ほんんまに気使わんで良いしな」という反応でした。

私はこのすごく大きな優しさに本当に感動したし心がすーっと軽くなっていくのを感じました。

私の中で初めて感じた誰かを頼っても良いという感情でした。

パニック症への誤解

このことを経て私が感じたのはパニック症への誤解をしていたのは自分だったということでした。

パニック症を伝えた後は自分がどのように見られているのか怖くなる時もありました。

しかしみんなの反応は優しく受け入れてもらえる感じを実感できたのがとても嬉しかったのを覚えています。

自分がはっきり伝えることで相手もパニック発作はどん症状なのか、どんな時に起こるかなど聞いてもらえたりして

自分の不安を伝えられることで今までには無かった安心感が芽生えました。

ここではっきり分かったのはパニック症が重荷だとか、恥ずかしいと思うことは自分が勝手に作ってしまったイメージだった

んだなということです。

マイナスな先入観を持っていたのは他の誰でも無く自分自身でした。

そして自分が自分のことを一番に傷つけていたことにようやく気づきました。

パニック症って本当に不安だらけの毎日ですよね。私もそうです。

でもその不安は一人で抱え込まないといけないものではないです。

誰かに話す、相談することも大事。

自分が不安になったら誰かに頼っても良いんです、その不安打ち明けても良いんですよ。

自分が自分にまず優しくする、そして誰かを頼っても良いんだよと言ってあげてください。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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