今日は強迫性障害について簡単なチェックリストを作ってみました。
私の経験を元に作っているので全ての人にぴたっと当てはまらないかもしれませんが良かったら見てみてください。
チエックリスト
主な症状
・手の汚れが気になり何回も手を洗ってしまう
・手を洗う時はしっかりと石鹸で洗わないと不安を感じる
・ゴミや、床・地面に落ちたものは素手で拾えない
・生活習慣などいつもの行動がいつもの順番で進まないと違和感や不安を感じる、またはやり直したりする
・目覚ましや戸締りを何回も確認してしまう
チェックポイント
まずは強迫観念と強迫行為について簡単に説明します。
強迫観念とは自分が恐怖や不安を感じるイメージや考えが頭に浮かぶことを言います。
これは度を越した強い不安や恐怖を差し自分の意に反して何度も頭に浮かび払いのけることができなくなります。
この頭に浮かぶ強迫観念から来る恐怖や不安を打ち消すために何度も同じ行動を繰り返すことを強迫行為と言います。
これらに対して自分ではばかばかしいと分かっていてもやめることが出来ません。
この不安があることによってその事で頭がいっぱいになるので次の行動に移すことが出来なくなります。
この行為を何回すれば安心感が得られるかという決まりはないので永遠と繰り返してしまいます。
自分自身もいつその行為を終われるのか分からずやっていることがほとんどです。
最後に
普段他の人が気にならないような些細なことに異常なほどの心配をして、その不安を消すために何回も同じことを繰り返します。
その同じ行為はやればやるほど不安を大きくしてしまいます。
そのことを自分でも理解はしていますが一度始めてしまうと止めることが出来ません。
ほとんどが無意識ではなく意識的にその行為を繰り返し、それがばかばかしいと理解していてもその不安が消えない限り確認行為も終わりません。
強迫性障害と共に生きるというのは常に度を越した不安を抱えて生きるということになります。
毎日かなりの疲労感がありますし日常生活の様々な面でかなり時間をかけているので生活がスムーズではありません。
もしこれに似た症状、もしくはぴったりと当てはまるという方は早めに一度病院に行くことをおすすめします。
毎日この疲労感と自分の行為をばかばかしいと感じながらもやめられないという感情と闘っているのはとてもしんどいはずです。
ですが必ず解決策というものはあります。
自分を他人と比べて容量が悪いとか何でこんなにも上手く出来ないのかと自分自身を責める必要は全くありません。
治療法は自分に合ったものを探していけるし相談する事で少しずつ心も軽くなっていくと思います。
この終わらない苦しみから一緒に抜け出して行きましょう。