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パニック症の相談は誰にすれば良い?パニック症との付き合い方

自分が悩みを抱えている時みなさんはどうしますか?

すぐ誰かに相談することはできますか?

悩みの内容にもよりますが結構一人で抱えて苦しんでいる人は多いのではないでしょうか。

今日はどんな悩みも無理をして一人で抱えることをしなくて良いんだよというお話をしたいと思います。

目次

パニック症の相談は誰にすればいい?

私はパニック症歴11年ですが長い間誰にも言えずにいました。

周りの人に相談したい気持ちはありましたが出来ませんでした。

誰に相談すればいいのか、言いづらさやこんなこと相談したら迷惑や心配をかけるかな…

そんな気持ちからずっと一人で抱え込んでいました。

でも自分がしんどくなるばかりだったので勇気を持って伝えることにしました。

私は初めパニック症という言葉は使わずに満員の電車やバスが苦手で乗れないという相談をしました。

すると返ってきた言葉は「みんなそうやし、好きな人なんていないから」という少し強めの言葉でした。

なぜ自分だけが特別扱いで避けれると思ってるの?と言われてる気がして傷ついたのを覚えています。

なので今度はパニック発作という言葉を出してこんな症状があるという話をしてみましたが

分かったような分からないような微妙な反応でした。

パニック発作はなった人にしか分からない恐怖感があるのでそれを伝えて分かってもらうのが

こんなにも難しいのかと実感しました。

そして家族など身近な存在であればあるほど相談しにくいなと感じました。

心配や迷惑をかけたくないという思いから私は中々家族には言い出せませんでした。

それからも言う方がいいのか、それとも黙っておくべきかとても悩みました。

しかし勇気を持ってパニック症だと相談した友達がすごく理解を示してくれたり

何かあった時は遠慮なくしんどいと言ってねと優しい言葉をかけてもらった時涙が出るほど嬉しい気持ちでした。

今までは病気になった自分をみんなに受け入れてもらえるだろうか…

そんな心配がありましたが友達のその優しい言葉のおかげで他の人にも相談をしようという気持ちになれました。

そして家族に話した時も優しい言葉が返ってきて伝えて良かったなぁという気持ちになりました。

みんなに言う必要はないけど自分がパニック症と分かってもらっている安心感はとても大きいので

自分のいつも周りにいてくれる人にはパニック症であることや

もし発作が起きたらこういう風にしてほしいと伝えておくのは大事なことだなと思いました。

言いにくいなと思っていた人が実はとても理解してくれて優しい言葉をかけてくれたりと

自分が思う以上にみんなとてもあたたかい反応だったので

伝えたいと思った時はオブラートにつつむよりはっきり言った方が相手に伝わり良いのではないかと思います。

一人で抱えて辛い日々を送っている人はほんの少しの勇気でガラッと日常を変えることができるかもしれません。

全て一人で抱え込む必要はありませんよ。

パニック症との付き合い方

パニック症になってから不安な毎日が続き全てのことが怖くてたまらない時期がありました。

そんな時パニック症という病気、パニック症になった自分をとても責めていました。

自分が悪いんだ、自分は弱い人間だからこの病気になってしまった。

全ては自分のせいだと責め続けていました。

ですが今はっきりと言えるのはパニック症は心の弱さが原因で起きる病気ではありません。

その原因ははっきりとは解明されていません。

もちろん私もパニック症になり悔やんだり悲しむことはたくさんあります。

パニック症じゃなければもっと自由に色んなことが楽しめるのに…

何度そう思ったか数えきれないくらいです。

でもパニック症になったのは自分の弱さのせいではない!これだけははっきり言えます。

もしパニック症という病気や自分を責めている方がいるならどうかやめてください。

それはあなたが苦しくなるばかりでたくさんの負担が心にも体にもかかります。

だからどうか病気も自分自身のことも責めないでください。

なってしまったものは仕方ありません。

前向きになるのは簡単ではありませんが、ずっと責め続けても自分が辛くなるだけで何も変わりません。

この病気は長い目で見て治療が必要な場合もあり人それぞれです。

パニック症になったことを悔やんだり自分を責めたりしたくなりますが

これから出来るだけ自分の負担を減らして自分が快適に過ごせるように考えていきましょう。

私も含めパニック症で悩んでいる方は少なくないと思います。

苦しい時もありますが共に乗り越えていきましょう。

あなたは一人ではありません。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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