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パニック症になると外出が怖くなる?パニック症の治療と対処法

パニック症になると外出が怖いと感じたことはありませんか?

だんだんと行動範囲が狭まり、

一人で出来ることも少なくなったように感じる人もいるかもしれません。

今日はパニック症になってから生活がどのように変化したのか。

また、パニック症の治療や対処法についてもお話します。

目次

パニック症が外出に与える影響

私はパニック症になる前と後ではがらりと生活が変わりました。

今までは電車やバスや車で遠出をするのが好きでした。

一人で初めての場所に行くことも何の怖さもありませんでした。

しかしパニック症になってからは電車やバスなどの交通機関を使うのがとても怖く感じました。

たった5分の乗車時間でさえ苦しくなっていました。

圧倒的に行動範囲が狭くなり一人で出来ることも減っていきました。

こんなことも出来なくなったのかととても悲しくなりました。

会社など毎日交通機関を利用する時は慣れるしかありませんでした。

一人で行動できない時は誰かを頼り付き添ってもらうこともありました。

私が安心してバスや電車を使って移動できる場所は3箇所くらいしかありません。

新しい場所に行くにはまた長い時間をかけて慣れていく必要があります。

その時はしんどく感じますが自分が一人でも行ける場所が増えることはとても安心感や嬉しい気持ちに繋がります。

無理は一番よくありませんが身近なところから試してみたり

誰かに付き添ってもらって少しずつ慣れていくのは挑戦しやすいかなと思います。

パニック症の治療と対処法

パニック症の治療としては薬を使ったり行動療法を使うことが挙げられます。

これは病院によっても違いますし人によっても変わってきます。

これは100%絶対的に全ての人に効くというものでは無いと思います。

どんな薬を使って治療していくかも一人一人変わってきます。

治療法は一つでは無いのでそこは病院の先生と相談して一番自分に合った方法を見つけることが大切です。

ここからはパニック症歴11年の私が色々試してみてこれは良いかも!と思った対処法を紹介します。

え、こんなこちょっとした簡単なこと⁈というような些細なことばかりです。

・体温調節はこまめに

私はパニック症になってから自分の体温調節がすごく苦手になりました。

いきなり頭に血がのぼったような感覚やすごく体が熱く感じたり

かと思えばいきなり冷や汗をかいて寒くなったりとコロコロ変化していました。

なので電車やバスに乗る時、ショッピングモールなどの建物の中に入る時は必ず上着を脱いで調節していました。

熱がこもったようなむっとするような場所で発作がよく出ていたので

着たり脱いだりと面倒に感じますが自分の体温調節のためこまめにしていました。

・飲み物や冷却グッズを持ち歩く

私は発作の時にのぼせたような感覚や過呼吸からか強く喉の乾きを感じました。

しかし水を買いに行こうにもしばらくは動けない時もあるので

一人の時は落ち着くまで喉の渇きを我慢しなければなりません。

そんな時にいつも飲み物を持っているとすぐに飲めるし、持っているだけで安心できました。

また体が熱く感じた時におでこや手首に当てるだけでも少しでも冷やすことができます。

冷却グッズと言いましたが、うちわや扇子やミニ扇風機のことです。

私は過呼吸になると空気が薄く感じて、体全体に風を当てたいという感覚になります。

その中でも顔が熱くなりやすいのでそんな時にうちわや扇子で風を当てるだけでも少しは楽に感じます。

扇子であれば場所もそんなにとらず軽いので持ち運びにも便利かと思います。

全て持っておくと安心感につながるのでお守り感覚で持っているというのもあります。

・自分の苦手な場所を知りそれを避ける

パニック発作が強く出た場所や何度も繰り返し起こる場所には基本的に怖くて行けなくなります。

そんな時は無理をせず私は徹底的に避けました。

人が少ない電車やバスを使ってみたり、何度も発作が出た電車には乗りませんでした。

時間はかかるけど徒歩で行けるなら交通機関を使わないときもありました。

映画館も怖く感じる場所の一つなので最新の映画が見たいと思う気持ちもありましたが

地上波になるのを待ったり、DVDを借りて家で見ていました。

自分が苦手な場所を知り避けることで発作が起こる回数を減らしたり

そもそも行かないことで安心して過ごせる環境を作っていました。

このしんどさに向き合わないといけないときもあるし

どうしても電車やバスに乗って行かなければならない時もあると思います。

そんな時のために普段は発作を起こすようなことを避けて

自分の状態を安定させておくことで発作が起こるという不安も小さくなるのではと思います。

すごく簡単なことではありますが、このちょっとしたことですごく気持ちが変わりました。

これで全ての人の症状が軽くなるというものではありませんが

もしこれは試せそうというものがあれば少しでも参考になると嬉しいです。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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