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パニック症・強迫性障害で仕事を辞めてから その後の不安と葛藤

私はパニック症と強迫性障害を併発しています。

正社員として仕事をすることが難しくなり、辞めてからもたくさんのことがありました。今日はその事についてお話します。

目次

消えない不安 

仕事を辞めることで少しは気が楽になったり、落ち着けるだろうと思っていましたが実際はそうではありませんでした。

自分の中で消せない思いがありそれが常に邪魔をしました。

繰り返すトラウマ

私は仕事を辞めて少し休憩したらまた働こうと考えていました。

自分は病気だから仕事が出来ないと思いたくは無かったし、仕事をしていない私がどう見られるのか周りの目も気になりました。

しかし新しい仕事を始めた時に前のように働けなくなっていることに自分でも驚きました。

環境は違うのに上手くいかなかった過去ばかり振り返り、そのことを思い出しトラウマが蘇りました。

また自分は上手くいかないんじゃないか、前に進むことが怖くなり何も手につかなくなりました

突然昔の感覚が一気に戻ってきて正直動揺していました。何で今思い出すの…。

当時の光景が蘇り、また同じことが起こるのではないかと思うと苦しくなり恐れを感じました。

自分との葛藤

何度も頑張れる、前とは違うからと言い聞かせましたが私の気持ちはもう過去に戻ったままでした。

頑張りたいという気持ちとは裏腹に不安が大きくなり押し潰されそうでした。

何とか気持ちを保って頑張ろうとしましたが自分自身の殻に閉じこもり仕事をすることを恐れて、新しく始めた仕事も早々に辞めることになりました。

最初から前と同じことが起こるのではないか、もう自分は仕事が出来ないダメ人間だと思いこみ自信をなくしました。

自分の思い込みに過ぎないけど一度ダメだという気持ちになればどんどん苦しくなることってありませんか?

素直に分からないことは聞いて良いし確認して周りを頼ることも大切なはず!

しかし自分は何でも完璧にこなさなきゃとか迷惑をかけないように早く仕事を覚えようと自分を追い込みました。

新たに前に進むためにやる気になっていましたがすっかりマイナス思考に変わり自己嫌悪に陥りました。

余計に人と関わることや自分が社会に出て働くことが怖くなっていました。

過去と向き合う

私はじっくり時間をかけてまた自分自身と向き合おうと考えました。何に恐怖を感じ不安になるのか。

過去と今を切り離す

たくさん辛い過去はあったかもしれませんが、もう一度その辛い出来事が起こるとは限りません。

むしろ一度マイナスを知っているからこそ自分の苦手が分かるし、それに合わせた対策など準備はたくさん出来ます。

私は怖い怖いと言って何も見ないようにしてきました。その方が自分を守れると思ったからです。

でも現実から目を逸らすのではなく、落ち着いてどうすれば自分の不安は消えいていくのか一つ一つ解決することが大切です。

過去の自分だってその時出来る最善をしてきたし、それを乗り越えてきたからこそ今があるんです。

あなたはあなたのペースで進めば良いし、過去の辛かった出来事がまた繰り返されるとは決まっていません。

また同じことが起こるのでは?と不安が常に頭にあるからそういう現実を実際に引き寄せるということもあります。

過去は過ぎたものなので、現状をしっかり見て今何をするべきかに向き合っていきましょう。

自分を受け入れる

私はパニック症や強迫性障害を発症してからより自分自身のことや過去の出来事を否定するようになりました。

あなたも病気になった自分を責めたり否定していませんか?もしそうならそれはすぐにやめてください。

病気もあなたの大事な一部なのでそれも含めて丸ごと自分を受け入れて大切にしてください。

人と比べて落ち込んでしまったり、傷つくようなことを言われたかもしれません。ですが自分だけは自分のことを大切にしてください。

自分自身に対する見方や扱い方が周りがあなたをどう見るかどう接するかを決めてしまいす。だから自分のことを大切にしてほしいんです。

病気だって今ではあなたの大切な一部であり個性でもあります。マイナスな面も含めて全て自分自身です。

私もずっと長い間自分のことを否定してきましたが、今は徐々に変わりつつあります。「これが私やもんな〜」って思えるようになってきました。

自分を信じて大切にしていれば、自分軸でいることが出来たらブレずに周りに振り回されることもありません。

私もまだまだですが、また自信を持って仕事ができるように前に進んでいるので皆さんも一緒に前に進んで行きませんか?

もう一人じゃないですよ!

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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