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家の中でもパニック発作が起こる!?パニック発作は外にいる時だけじゃない

パニック症で悩んでる方のほとんどは外出している時にパニック発作が出ていることが多いんではないでしょうか。

なので自然と外に出るのを避けたり、怖いと感じてしまうこともあると思います。

しかしパニック発作が起こるのは、外にいる時に限らず安心できる家の中でも突然やってくることがあります。

今日はそんな時の対処法やどう向き合えば良いのかをお話したいと思います。

目次

家でパニック発作が出る時

突然起こる場合

大体パニック発作は外出している時に出ることが多いと思います。

公共交通機関や建物の中、人の多い場所や狭く限られた場所にいる時に起こりやすいものです。

そして一度発作が出るとそのことがトラウマとなり、同じ場所に行くことができなくなったり外に出るのが怖いと感じてしまいます。

しかしパニック発作が起こるのは外にいる時に限ったことではありません。

家でただテレビを見ていたりふとした瞬間に苦しいと感じたり、外にいる時と同じように突然やってきます。

また私の場合はヒステリー球もあるので、喉のあたりに違和感を感じてそのままパニック発作につながることも少なくありません。

どうしよう…と思えば思うほど、自分が焦るほどパニック発作はひどくなるばっかりです。

家の中は普段から安心して過ごせる場所なので、トラウマ的なことよりも突発的に起こることの方が多いかもしれません。

外にいる時よりも不安要素が少ないので、いつ起こるかは家の中にいる方が予測がつきません。

家で一人で過ごす時

私の経験からすると、家で一人で過ごしている時にパニック発作が起こる確率が多いと思います

と言っても私はひとり暮らしなのでずっとパニック発作が起こりやすい状況にあるんじゃないかと思っています。

皆さんは家で一人でいる時に、いきなり怖くなったり不安になったことはありませんか?

私はいきなりとてつもない不安に襲われて、真っ暗闇に一人取り残されたような感覚になったことがあります。

突然ぼーっとして今自分が何を感じているのか、どこにいてどういう状況なのか自分でも分からなくなっていました。

なぜ突然こんな感情になったのか原因は分かりません。ただ頭が働かないぼーっとした感じでした。

そういう一人でいる不安からパニック発作につながったり、外にいる時のように理由がはっきりせず起こる場合がよくあります。

家でパニック発作が出た時はどうする?

外で起こる発作との違いは?

まず知っておきたいのが同じパニック発作でも外と家の中で起こるのとでは少し違うというところです。

もちろんどちらも突然起こるものなのですが、今の私の中では少し違いを感じています。

外で発作が起こる場合はバスや電車の中にいる恐怖感や人混みの圧迫感、過去に同じ所で起きたというトラウマなど

パニック症になってから少し時間が経つと理由が割とはっきりしている場合が多いです。

しかし家の中で起こる時はどれだけ発症してから時間が経っていてもいつ起こるのか本当に理由が分からないことが多いです。

私はパニック症になって12年経ちますが、最初の頃は家で起きたことは一度もありませんでした。

一人暮らしを始めたり、外でパニック発作を頻繁に起こしていた時にその不安から家にいる時でも起きたのかもしれません。

家の中で発作が起こる時は外部からの刺激によるものより、自分の中での気持ちの変化が大きいかもしれません。

すごく不安なことがあったり、誰かの言葉に傷ついたり…特に自分の気持ちがマイナスに傾いている時は家でも発作が

起こりやすくなっているかもしれないのでケアが必要だと思います。

家で発作が出た時の対処法は?

もし発作が起きたら、当然すごく不安で何とか早く発作が治るようにと焦ってしまいませんか?

でも大事なのはとにかく焦らずに落ち着いて行動することなんです!なぜなら家の中で発作が起こった時の対処法が少ないからなんです。

例えばバスや電車の中、人混みで発作が起きた時はその場を離れて少し座って休憩すればほとんどは良くなります。

自分のスペースがちゃんと確保されていることや、空気を吸えることで安心して徐々に発作は治ります。

しかし家は本来くつろげる所であり、自分が安心して快適に過ごせる空間でもあります。

その場所で発作が起こってしまうと、何をどうすれば良いのか分からず余計に焦ってしまいます。

まず大事なことは落ち着いて自分のペースで深呼吸をすることです。座ったり横になったりと一番楽な体制をとってください。

また着ている服、ずっと髪を結んでいること、コンタクトで目が疲れているなど何でもないことが自分自身を縛りつける原因

になっているかもしれません。

そして可能なら自分の胸のあたりに手を置いて、「大丈夫」と口に出して言ってみてください。

外にいる時のように周りは誰もいないので、誰かの目を気にすることもありません。

もし家族や友達と一緒にいる場合でも、自分を快適にすることが優先なのでしんどい時は我慢しないでください。

パニック発作は必ず消えていくものでずっとは続きません。それまでは少しずつゆっくり深呼吸を繰り返してください。

自分がハッピーになれるツールを持っておく

パニック発作は外でも家の中でもどこでもいつでも起こるものです。それでは気が休まることがないし、ずっと怯えているのも疲れてしまいますよね。

この得体の知れないパニック発作は、家でくつろいでいても、家族や友達と楽しい時間を過ごしていても

美味しいご飯を食べて幸せな気分になっていても構わずやってきます!悲しいことに…。

なので大切なことは自分自身が発作が起きた時にどうすれば良いのかを知っておくことです。そして自分がハッピーになれるツールをたくさん持っていてください。

皆さんは何をするのが好きですか?食べることや雑誌、本を読むこと。アロマが好きという方もいるかも知れません。

日常の中で癒しや楽しいと思える瞬間を増やしてみてください。どんなに小さなことでも構いません。

それがあなたの気持ちを楽しくさせてくれたり安心させてくれます。そして不安から遠のけてくれるでしょう。

いつ来るか分からない発作に怯えるよりも、私にはこのハッピーツールがある!と癒しの時間を持って生活している方が

心地良いと思います。私も今自分だけのハッピーツールを探し中です!

小さなことで毎日は変わるし、不安に目を向けるのではなく出来るだけ自分の心がワクワクすることに目を向けていきましょう。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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