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パニック症で外出が負担になり会社を辞めたい!何て言えば良い?

みなさん仕事を辞めたいと思った時理由は何であれ、言うのにすごく勇気がいりますよね。

その原因がもしパニック症ならまず理解してもらえるのかが不安になってしまいます。

今日は私が実際仕事を辞めた時にどのようにしたのか、というお話をしたいと思います。

目次

仕事を辞めたい理由がパニック症である時

どんな言葉で伝えるか

まず何と言おうかすごく悩みました。パニック症というワードを出すのか出さないのか…。

パニック症自体に理解が得られるかも不安だったし、そんな話を出しても良いのかというタブーなイメージもあったのですごく悩みました。

でも実際は会社で長く働いていると隠しきれない場面も出てきたりします。

そんな時はやっぱりはっきりと伝えるのが一番だなと感じています。

全員にパニック症のことを知らせる必要はなくても、最後まで隠し通すことは難しいと思います。

話せる人に話して理解をしてもらうのが良いんじゃないかと思いますし、逆にパニック症と伝えてしまって説明する方が

相手にも伝わりやすい気がします。

変に隠して話していると伝わりづらいので、言いにくいことですが言える場面でははっきり言うのが良いと思います。

例えば

・パニック発作が出やすいので公共交通機関を使うのに抵抗があります

・移動手段が限られるので仕事の幅が狭くなります

・長い移動は基本的に難しく、その予定があるだけでその不安から発作が出る時があります

・外出しなければならないというだけでかなりの負担があります

・ひどい発作の時は倒れてしまう可能性もあるので迷惑をかけるかもしれません

言うのにとても勇気はいると思いますが、理由や自分がどんな状態になるのかをしっかり話せると相手にも伝わりやすいんじゃないかと思います。

パニック症へのタブー感と周りの反応

私が仕事を辞める時に気づいたことがありました。それはパニック症へのタブー感についてです。

私はずっと周りには言わずに自分がパニック症であることを隠し続けてきました。

その理由は人に言ってはいけない、知られてはいけないと思っていたからです。

その話は絶対的タブーだと思っていましたが、それは自分が作りあげていることに気づきました。

パニック症の自分を否定したり、認めたくなかったり、いけないことだと思っていたのは自分自身でした。

だから周りも私と同じように否定的に見ていると思い込んで、勝手に不安になっていました。

でもそれは違うんだと、パニック症の話をしてみて周りの反応を見て初めて気づくことができました。

周りの反応はあたたかくて、ものすごく理解を示してくれましたし否定的な言葉は一度も聞きませんでした。

考え方は様々なのでそうじゃない方の反応もあるかとは思いますが自分が思っている以上にあたたかい反応でした。

長い間自分が一番自分を否定しているし苦しめてきたこと、タブーを作っているのは自分だったことに気づきました。

自分のありのままを話すのは本当に難しいかもしれませんが、思っている以上に怖がらなくても良いかもしれません。

伝えるタイミング

出来れば早い方が良いと思います。なぜならパニック症の症状が悪化すると本当に家から一歩も外に出られない状況もあり得るからです。

でもそのタイミングはいつ来るのかは誰にも分りません。

なので大袈裟かもしれませんが、自分が普段通り出勤できている間に伝えるのが良いと思います。

伝えることで変に心配や迷惑をかけないかと思ったりしますが、何も伝えないでいきなりパニック発作が出る方が

よほど周りの方を混乱させるので早めが良いと思います。

また、自分自身もいつ発作が来てどうなるか分からないという恐怖心がある方もいると思います。

それはパニック発作を知っているのは自分だけだから、全部自分で何とかしなきゃと思ってしまうからです。

でも発作が起こってしまえば、正直どうすれば良いとか考えている余裕は1ミリもありません。

なので一人でも自分の症状を分かってくれている人がいてもらえとる安心感が違います。

パニック症であることを隠さない

日々生活していてパニック症であることを隠さなきゃ!と考えるからとても辛く感じてしまうことがありませんか?

何だか自分にすごく責任を感じたり、病気や自分自身を否定したり責めてしまう時がありませんか?

私はひどい時は毎日のように思っていたし、何でこうなんやろ?とすごく気持ちが沈む時がありました。

でも誰が悪い訳でもなく、自分のところにやってきたパニック症を受け入れるしかありませんでした。

受け入れて仲良く付き合っていく方法を考えた方が自分が楽になれる感じがします。

隠そうとするから辛いし、中にはそういう心の病気をただの甘えだと思う方もいるかもしれません。

でも忘れないでください!心の病気は甘えでなるものではありません!

なので一切自分を否定したり、病気である自分を恨む必要もありません!

もっと世の中に対して「わたしはパニック症です」とオープンにしても良いんじゃないかと思います。

そしてそういうことがオープンに言える環境を作っていきたいし、パニック症だって自分の個性の一つなので何も隠す必要はないと思っています。

知らないから怖いとか、いけないことだと思うだけで知ってしまえばその気持ちは変わります。

自分がパニック症だということを隠さず、そして重い話であるというイメージも取っ払って、もっと自由に伸び伸び

安心して過ごせる毎日を作るためにこれからも発信し続けます!

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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