今日は私が仕事を辞めてからパニック障害にどんな変化があったのか
そこには大誤算があったのでそのお話をしたいと思います。
仕事を辞める前後の変化
辞める前
仕事を辞めるってかなりの決心が必要でした。周りには私がパニック障害だということは知られていました。
そんな中とりあえず辞めるその日まで目の前の仕事に集中しよう!そんな感じでした。
私の中では仕事を辞めたらまずはゆっくり休もうと思っていました。
自分の時間をたくさん作って疲れを癒そうとそんなことばかり考えていました。
通勤が無くなれば朝の混雑したバスに乗るという負担が無くなり楽になれるし、周りの目を気にして働くことからも
解放されるだろうと思っていました。ですがこの考えはあっさりと覆されました。
辞めた後
仕事を辞めた後に私に何が起きたかというと、一気に張り詰めていた糸がぷつんと切れてしばらくは動くことすら厳しい状態になりました。
外に出ることも極端に減りました。久しぶりに用事で外出する時にバスに10分乗ったのですが、永遠に続く地獄のように感じました。
月曜から金曜まで仕事に出ていたことが信じられないくらい私は外に出ることに恐怖を感じていました。
もう朝の混雑したバスに乗らなくて良いという安心感と共に、もう二度とその感覚を味わいたくないという恐怖心がありました。
「休めば楽になれる」は私の場合少し違ったのかもしれません。
もちろん毎日の通勤や仕事での負荷は避けられましたが、普段の生活が家にいることが中心になり前まで当たり前に
出来ていたことがどんどん出来なくなりました。
仕事を辞めてから気をつけること
これはまさに「一気に変化をつけないこと」だと私は思っています。
私は外に出ることを極端に避けていました。外出を避けるということはパニック発作が起こることを避けることにも繋がるし
日常に中で自分がストレスだと感じることをかなり減らして生活していました。
そうすることで毎日のように起きていたパニック発作はほとんど出なくなりました。ですが生活をしていくには一切家から出ないというのは不可能かなと思います。
そんな中で私はバスや電車に乗ること以前に外に出ること自体に恐怖を感じるようになりました。
なので必ず外出しないといけない日はぐったり疲れてしまい、一つの用事をようやくこなすのが精一杯という感じでした。
これを経験してある程度は日常の中に負荷はあった方が良いのかもしれないと思いました。
少しの散歩でも良いから外に出てみるとか、自分から予定を作って出かけていくのもアリだと思います。
ほぼ引きこもり状態になっていたので、もしかしたら完全に外に出れなくなっていたかもしれません。
カーテンを閉めて電気もつけずに暗い部屋で毛布にくるまり泣いていたあの時の自分を思い出してゾッとしました。
なので仕事辞める=何もしない・一歩も外に出ないというのではなく、少しずつ変化をつけられたら良いんじゃないかなと思います。
そのうえで頑張ってきた自分にお疲れ様と言って好きなことをできたら最高だと思います。