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パニック障害を放置した私だから言えること

皆さんはパニック障害を知ったきっかけはなんですか?

私は明らかに体調の変化を感じていたのに見ないフリをしてきたことをすごく後悔しています。今日はそのことについてお話します。

目次

私の中の変化

私がパニック障害だと知ったのは発症してから6年後でした。遅すぎますよね。見て見ないフリ危険です。

危ない見て見ないフリ

私が最初のパニック発作を起こしたのは電車の中でした。もうすぐ次の駅に着くという時に突然気分が悪くなりました。

すぐに心臓がバクバクし始めて体は熱くのぼせるような感覚でとても息苦しくなりました。

そうするとまたいきなり今度は血の気がさーっと引いていく感じがあって手は冷たく足も震えだし立っていられない状態でした。

何とか次の駅で降りましたが意識は朦朧としていてそのまま駅の待合室の椅子に倒れ込みました。とても怖かったのを覚えています。

ですが私はこの後病院に行くこともなく何をするわけでもなく普段通り過ごしていました。この発作が続くとは知らずに。

当時の私は何でも人任せで行動力0でした。自分一人で何かすることは苦手で人に言われるまで何も出来ませんでした。

それに明らかに私に異変が起こっていることに気づいていましたが、その真実を知るのが怖くて気のせいだよねと思い込むようにしていました。

6年もの間ちゃんとした治療もせず放置したことを今はすごく後悔しているし、恐ろしいと感じています。

「パニック障害」名前こそ知っていたけどずっと他人事だと思っていた自分がいました。

知ったきっかけ

そんな私もとうとう自分の心の病気と向き合う時がやってきました。そのきっかけが友だちに最近の不調を相談したことでした。

その後私はすぐに心療内科を受診してパニック障害と診断されました。もう自分の不調に無視は出来ずここから治療が始まりました。

こう言われたことがあります。「あんなに怖い発作があったのにすぐに病院には行かなかったの?」当然ですよね。

今の私なら同じことを思います。ただ事実を知るのが怖かったんです。病院に行って何て言われるだろう。

病気が発覚すれば嫌でも向き合わなければなりません。それが怖くてずっと避けていたらあっという間に6年でした。

この6年を振り返ってすぐに自分が動いていたら今の自分は変わっていたかなとふと思う時があります。

しかしどれだけ後悔しても過去は戻らないので前に進むしかありません。

自分を守れるのは自分

まずとても大切なことを言います。

自分の体調に異変を感じたらすぐに誰かに相談すること!です

私にとって初めてのパニック発作はとても怖い経験であり不思議な体験でもありました。

今まで感じたことのない感覚だったのでそれが何なのか分からず、人に上手く説明も出来ないので相談することを避けていました。

心の病気も早期発見・早期治療が大切だと思っています。遅れればそれだけ治すのに時間がかかります。

薬漬けになることを嫌がる方もいらっしゃると思いますが薬が助けてくれるのなら頼ることは良いと思います。

様子を見ながら薬を変えたり減らしたりできるので。何より自分の身に今何が起こっているかを知ることが大切です。

心の病気は数値化出来ませんし目には見えないので本当に分かりにくいんです。

自分が怠けているのかなとかただの甘えと言われそうで言いにくい方もいると思います。

ですがあなたの心の異変に一番に気づけるのはあなたです。どうか勇気を出して相談してほしいと思います。

誰かに相談することできっとあなたの心は変わるはずだから。自分をおかしいと思ったりただの甘えなんて思わないでくださいね。

あなたの心が1日でも早く救われますように。あなたはもう一人ではありませんよ。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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