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なぜ強迫障害になると仕事で劣等感を抱くのか?人と比べてない?

私は強迫性障害になってから仕事に対してすっかり自信をなくしてしまいました。

皆さんは何か変化を感じていますか?今日は私が強迫性障害になってから仕事で感じたことについてお話します。

目次

強迫性障害と仕事の関係

強迫性障害と診断されてからふと思いました。今までの仕事で感じてきた違和感や不調はこれのせいかなって。

職場での異変

順調に働けているように見えて私はどんどん仕事が出来なくなる、何かを言われても頭に一切入ってこない状態でした。

一度言われたのにすぐに忘れてしまう、自分のしたことさえも記憶にない時がありました。

ただ大きな不安に襲われて頭はそれでいっぱいで、その他のことは全く考えられないような状態でした。

ただ仕事が出来ない人、そう言われてしまうとそうなのかも…と思って悲しくなりました。

でもその時は強迫性障害だということに気づけていないし仕事が出来ない自分を責めてばっかりでした。

でも明らかに以前とは違いました。一つのことを考え出したら不安が止まらなくてそのことしか考えられません。

やっぱり自分には仕事が出来ないんだなとばかり思っていたあの時、もう少し早く気づけたら何か変わっていたかも。

仕事に対する劣等感

職場を変えてもまたすぐに異変が起き始めていました。

私は仕事中にペンを落として拾おうとした時、「え、下に落ちたものは汚い触れない」と突然恐怖を感じました。

それが強迫性障害の始まりでした。それから自分の手が汚れるのが怖くて何度も手を洗いに行きました。

仕事は間違っていないか確認するのに時間がかかりすぎていたし、一度言われたことを忘れちゃいけないという気持ちに押しつぶされてまた頭がいっぱいになりました。

仕事のやり方も簡単な計算も何度も確認しないと怖くて不安でやればやるほどに訳が分からなくなっていました。

みんなは普通に出来ているのに私だけ出来ない…周りも少ずつ気づき始めていました。

さっき自分がやった仕事、何度も確認したことでさえすぐ忘れてしまうくらいに不安でいっぱいだった私に

「これってどういう計算でこの数字になりましたか」この一言に何も返せなくてそれ以来自分の殻に閉じこもりました。

私は恐ろしいくらい何回も確認してばっかりでそれでもまだ不安で仕事が進みませんでした。ただただ全てが不安。

周りの目も気になりましたがこの時の自分の状況をどう伝えて良いかもわかりませんでした。

皆さんは仕事で誰かと比べて自分を責めたり、劣等感を抱くことはありますか?

そんなこと考えなくていいのに影で自分が仕事を出来ないことを言われてるんじゃないかと心が潰されそうでした。

人と比べない

・まずは自分がしっかりと強迫性障害という病気を理解すること

これすごく大事なことだと思います。当たり前のようかもしれませんが私は強迫性障害という自分を受け入れられなくて

ずっと自分のことを否定ばかりしてきました。人は人、私は私。元々全然違う人だから比べようがないです。

どんどん何も出来なくなる自分に絶望しましたが、どうか自分だけは自分の味方でい続けてください。

異常な確認行動を繰り返すことはすごく疲れますよね。でも責めることだけはやめてください。

もっと苦しく辛くなってしまうだけだから。思いきって学校や仕事など今ある環境から離れることも良いかもしれません。

仕事で悔しい時も悲しい時もたくさんありました。こんな自分と向き合うことも嫌になったこともあります。

でもあなたはたった一人しかいない大切な人です。まずはあなた自身が自分のことを大切にしてください。

仕事でどんな思いをしようが誰かと比べて落ち込む必要もないし自分に絶望することもしなくて良いんです。

それでもあなたは必死に今日ここまで来れたんだからきっとこれからも大丈夫です。

しんどい時は誰かを頼り、自分をしっかり休ませてあげてください。無理をすることは余計に症状が悪化するかもしれません。

時には思いきって休むことも大事です。あなたのために。

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この記事を書いた人

関西在住の20代OLです。
私の趣味はダンスで、自由に自分を表現できるところがとても好きです。
言葉で伝えることとは別に大切な自己表現の一つになっています。

そんな私は今心の病気と共に生活をしています。
突然体調に変化を感じて心療内科に訪れた時、強迫性障害と診断されました。
それ以来病気になった自分を弱い人間だ、人より劣っていると責め続けてきました。
ですが実際は全くそんなことないと気づきました。
そして心の病気が原因で辛い経験をしている人がたくさんいる事を知りました。

私はこの気づきや病気の辛さを共有でき、みんなが安心して過ごせる場所を
作りたいと思っています。
もっと心の病気についてオープンにする事で
お互いが過ごしやすい環境、社会を作っていけるのではという思いから
ブログを始めました。
私のブログでは、みんなで一緒に病気があってもそれを乗り越えて前向きに
幸せになっていこうという事を発信しています。

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